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Windowsシェルの脆弱性を悪用する「Stuxnet」が急増 - ESETレポート

このほか、7月にはWindowsシェルの脆弱性を悪用したマルウェア「Win32/Stuxnet」が感染被害を広げた。不正な細工がされたショートカットアイコンを表示しただけでコードが実行される。さらにルートキットの機能を備え、リムーバブルメディア経由で拡散する。

脆弱性を修正するパッチはすでに公開されているが、脆弱性を別の方法で悪用するあらたなマルウェア「Win32/TrojanDownloader.Chymine.A」「Win32/Autorun.VB.RP」が発生しており、今後もその動きに注意が必要だとしている。

同社が発表したマルウェアのトップ10は以下のとおり。

1位:Win32/Conficker
2位:INF/Autorun
3位:Win32/Agent
4位:Win32/PSW.OnLineGames
5位:Win32/Sality
6位:HTML/ScrInject.B
7位:INF/Conficker
8位:Win32/Dursg.A
9位:Win32/Spy.Ursnif.A
10位:Win32/Oficla.GN

(Security NEXT - 2010/08/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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