Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

他ソフトと併用できる情報窃取対策ソフト「Zemana AntiLogger」

アイアールティは、キーロガーをはじめとするマルウェアの挙動を監視し、情報窃取の被害を防止するZemana製ソフト「Zemana AntiLogger」を9月17日より発売する。

同製品は、マルウェアによるIDやパスワード、クレジットカード番号などの情報窃取を防止するセキュリティ対策ソフト。キー入力やSSL通信、ウェブカメラの画像、クリップボードの内容、ハードウェアに関する情報など、不正に取得するマルウェアへの対策機能を備えているほか、レジストリや物理メモリへの不正な書き込み、モジュールへのコードインジェクション、ルートキットのインストールなどを防御できる。

またセキュリティ対策ソフトやファイアウォール、暗号化ソフトなどとの互換性に配慮しており、多くの製品と併用が可能だという。さらに定義ファイルを更新する必要なく、同製品に対する攻撃を防ぐ自己防衛機能を備えている。

価格は、1年版1ライセンスのパッケージ製品が3780円、ダウンロード版が3150円。複数ライセンス版や複数年版も用意している。

(Security NEXT - 2010/08/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サポート詐欺で遠隔操作ツールをインストール - 和歌山の休日診療所
仮想環境を狙うマルウェア「BRICKSTORM」 - 中国政府系攻撃者が悪用
「ローチケ」装うフィッシング攻撃 - 当選通知など偽装
総当り攻撃で内部侵入、挙動検知してサーバ隔離 - タマダHD
認証管理製品「Devolutions Server」に複数脆弱性 - アップデートを提供
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
国会図書館のシステム開発再委託先で侵害 - 影響範囲を調査
第三者がサーバより情報を窃取、データ暗号化は確認されず - プラ製品メーカー
Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
先週注目された記事(2025年11月2日〜2025年11月8日)