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合併前2支店の顧客情報1万8800件が所在不明 - きらやか銀行

きらやか銀行は、合併前の旧殖産銀行十日町支店や蔵王駅前支店が保管していた顧客情報のべ1万8800件含む帳票が、所在不明になっていると発表した。

紛失したのは、顧客情報の名寄せ作業をするための「名寄せ整備リスト」。2007年5月の合併前に作成された書類の点検を実施した結果、判明したという。

十日町支店の2005年10月分、および蔵王駅前支店の2006年7月と10月分で、あわせてのべ約1万8800人分の氏名、住所、電話番号、預金残高など顧客情報が含まれる。

同行では、本来作業後にリストを廃棄することになっていたが周知しておらず、廃棄する店舗と保管する店舗が混在。今回紛失が判明した支店では、行内に保存もされておらず、廃棄した記録も残っていなかった。

同行では、所管官庁へ事態を報告。同帳票の外部流出は確認されておらず、支店内で誤って廃棄した可能性が高いと結論付けている。

(Security NEXT - 2010/08/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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