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顧客情報含む電子媒体を紛失、定期チェックで判明 - 三井住友信託銀

三井住友信託銀行は、顧客情報が保存された記録メディアが所在不明となっていることを明らかにした。

同行によれば、定期的な保管状況の確認作業の過程で、顧客情報が保存された電子媒体が所在不明となっていることが判明したという。

問題の電子媒体には、顧客の氏名や住所などが含まれる一方、口座番号や暗証番号などは保存されていないとしている。

同社は内部調査の結果、外部へメディアが持ち出されたり、流出した痕跡などは見つかっていないとし、誤って廃棄された可能性が高いと説明。不正利用なども確認されていない。

同行では、対象となる顧客と順次連絡を取るなど対応を進めるとともに、詐欺やなりすましなど二次被害を防止するため、細心の注意を払い、対応を進めていくとしている。

(Security NEXT - 2025/10/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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