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土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで

東京法務局は、個人情報を含む土地家屋調査士試験受験申請書を誤って廃棄したことを明らかにした。

同局によれば、2024年土地家屋調査士試験受験申請書のうち、不合格者に関する申請書2025件を誤って廃棄したもの。

申請書には、氏名や住所、生年月日などが記載されている。申請書は委託業者によって溶解処分されており、外部への流出については否定している。

同申請書は保存期間が1年だったが、職員が段ボール箱で保管する際、行政文書として定められた方法で期間を明示しておらず、誤廃棄してしまったという。

対象となる受験申請者には、個別に通知を送付して報告と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2025/11/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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