Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

DNSSECのルートに正式署名が追加、運用が開始

DNSのセキュリティ面を強化したDNSSECの正式運用が7月15日より開始された。

DNSSECは、ドメイン名の解決時に電子署名を付加することで、改ざんなどを検知を実現する次世代DNS技術。従来より検証不可能な署名データにより動作確認が実施されてきたが、6月に署名データの追加が決定し、7月15日にDNSのルートゾーンへ正式な鍵によるDNSSECの署名データを追加した。

従来は、各ゾーンにおいてTLDが公開する公開鍵を個別に入手して設定する必要があったが、ルートゾーンに署名が追加されたことで、検証が可能となっている。

一方、関連する話題として「BIND 9.7.1」「同9.7.1-P1」でDNSSECを運用する際、署名情報を格納する「RRSIGレコード」の処理に不具合が見つかっている。DNSSEC運用時にDoS攻撃を受ける可能性があるため、セキュリティ関連機関がアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2010/07/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米政府、中国関与のサイバー攻撃で利用された脆弱性25件を公表
Windowsに危険度高い脆弱性「Bad Neighbor」 - ワーム発生に要警戒
8月のDDoS攻撃、件数は低水準だが長時間にわたる攻撃も - IIJ報告
「ランサムDDoS」を国内で観測 - 支払有無で結果変わらず
「BIND 9」に5件の脆弱性 - 一部脆弱性は公開済み
宅配便の不在通知を装うスミッシングに注意 - ダイナミックDNSを悪用
IoT機器で広く採用される「Treck TCP/IP Stack」に深刻な脆弱性
露「APT29」、ワクチン情報狙いサイバー攻撃か - 2018年の国内検知マルウェアとも関連
米政府、連邦機関に「Windows Server」脆弱性対策を緊急指令
「Windows DNS Server」の脆弱性、ワーム転用のおそれ - 早急に対処を