アップデートの登場にあわせてPDFを悪用するマルウェアの亜種も登場 - Kasperskyレポート
Kaspersky Labs Japanは、同社が6月に観測したマルウェアの状況について取りまとめた。
オンラインスキャナで検知、駆除したマルウェアのランキングは、5位に「Exploit.JS.Agent.bab」が新規でランクインした以外、上位10種に大きな変動がなかった。
トップは304259台のPCで感染が確認された「Net-Worm.Win32.Kido.ir」。2位だった「Virus.Win32.Sality.aa」や3位の「Net-Worm.Win32.Kido.ih」は、いずれも10万台で続いている。
18位や20位にそれぞれ「Trojan.Win32.AutoRun.aje」「Trojan.Win32.Autorun.ke」とオートラン機能を悪用するウイルスの新種が確認されている。下位ではあるもの、いずれも2万5000台が感染被害に遭っていた。
(Security NEXT - 2010/07/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
中小企業4社に1社でインシデント被害 - 約7割で「取引先に影響」
約3割が過去3年間にサイバー攻撃の被害経験 - ランサムは3.8%
先週注目された記事(2024年5月5日〜2024年5月11日)
2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
自治体におけるマイナンバー取扱状況を公表 - 個情委
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増
「サイバーセキュリティ」認知度5割届かず - 3割弱が対策未実施
テレワークで機密情報の特例持出が増加 - ルール遵守、半数近くが「自己確認」のみ
2021年度の個人情報漏洩などの報告は6000件弱 - 4件に1件が不正アクセス