Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Chrome」に「クリティカル」4件を含む脆弱性修正アップデート

Googleは現地時間2026年6月23日、ウェブブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。重要度が「Critical」とされる脆弱性4件を含む、複数の脆弱性を解消している。

WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 149.0.7827.197」「同149.0.7827.196」、Linux向けに「同149.0.7827.196」を公開したもの。CVEベースで18件の脆弱性を修正しており、今後数日から数週間をかけて展開していく予定。

重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は4件。「WebGL」に判明した「CVE-2026-13028」「CVE-2026-13032」や「Autofill」の脆弱性「CVE-2026-13038」など「Use After Free」の脆弱性3件にくわえて、「Blink」の「InterestGroups」で域外メモリを読み取る「CVE-2026-13033」に対応している。

このほか、重要度「High」とされる14件の脆弱性に対応した。「DeviceBoundSessionCredentials」「Passwords」における実装上の不備をはじめ、「Navigation」「DevTools」における入力値検証の不備、「GPU」における未初期化メモリの使用、さらに「Blink」「FileSystem」「Bluetooth」「Web Authentication」「Digital Credentials」「WebView」などで発生する「Use After Free」の脆弱性を解消している。

「WebGL」に関する脆弱性「CVE-2026-13028」については、2026年6月7日に外部より報告を受けたが、のこる17件についてはGoogleが報告したとしている。今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2026-13028(Critical)
CVE-2026-13032(Critical)
CVE-2026-13033(Critical)
CVE-2026-13038(Critical)
CVE-2026-13021(High)
CVE-2026-13022(High)
CVE-2026-13023(High)
CVE-2026-13024(High)
CVE-2026-13025(High)
CVE-2026-13026(High)
CVE-2026-13027(High)
CVE-2026-13029(High)
CVE-2026-13030(High)
CVE-2026-13031(High)
CVE-2026-13034(High)
CVE-2026-13035(High)
CVE-2026-13036(High)
CVE-2026-13037(High)

(Security NEXT - 2026/06/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

AI開発向けフレームワーク「NVIDIA NeMo」に複数脆弱性
「ManageEngine」の複数製品でアカウント乗っ取りのおそれ
UbiquitiやLantronix製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
KDDIのISP向けメールシステム侵害 - 提供先6社に影響
「Drupal」コアに脆弱性 - 影響を受ける環境は限定的
Zyxel「GS1900」シリーズに脆弱性 - LAN経由でOSコマンド実行のおそれ
「Autodesk Fusion」に脆弱性 - 悪意あるページ閲覧でRCEのおそれ
ID管理基盤「OpenAM」にアップデート - 多数の脆弱性を修正
「WooCommerce」旧版にRCE脆弱性 - 実証コードも
「Node.js」に12件の脆弱性 - 修正版を公開