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ランキングに大きな変動なし、パッチ適用など基本的な対策を - ESETレポート

キヤノンITソリューションズは、ESETが5月にマルウェアの追跡システム「ThreatSense.Net」で観測したウイルスの状況について発表した。

同社がまとめた5月のマルウェアランキングは、4月から大きな変動はなかった。1位は変わらず「Win32/Conficker」で、全体に占める割合は9.12%と前月よりわずかに後退した。2位も前月と同じオートラン機能を悪用する「INF/Autorun」が入った。

3位には、前回から1つ順位を上げた「Win32/PSW.OnLineGames」がランクイン。ゲームユーザーのアカウント情報を盗み出すトロイの木馬の総称で、なかにはキーロガーやルートキット機能を備えたものもある。

4位の「Win32/Agent」は、感染先のPCから個人情報を盗み出すマルウェア。また5位の「INF/Conficker」はConfickerワームの亜種で、オートラン機能を悪用して拡散する。

(Security NEXT - 2010/06/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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