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4月の改ざんサイト検知数は697件、6割弱が「Gumblar」起因 - 個人ブログが標的に

セキュアブレインのまとめによれば、4月の不正サイトは調査開始以来最高を記録した。フィッシングサイトも増加している。

同社が展開する不正サイトチェックサービスにおいて、4月の検知状況を取りまとめたもの。「危険」と判定されたサイトは4058件で、前月の4047件をわずかながら上回り、調査開始以来最高を記録した。またフィッシングサイトも2109件で過去最多だった。

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フィッシングが2109件で過去最多を記録(グラフ:セキュアブレイン)

改ざんサイトの検知数は前月の609件から増加して697件。そのうち「Gumblar」型攻撃が原因と見られる改ざんは56.4%で、2010年2月の80.8%をピークに減少しているが、依然として半数以上を占めている。

(Security NEXT - 2010/05/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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