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4月の改ざんサイト検知数は697件、6割弱が「Gumblar」起因 - 個人ブログが標的に

改ざんサイトの内訳も変化してきた。2月は企業サイトが82.1%、個人サイトが15.2%だったが、4月にはそれぞれ63.7%、25.1%と個人サイトの占める割合が増えている。被害に遭った個人サイトのうち、90%以上はブログが占めていたという。

個人運営のブログでは、企業サイトほど強固なセキュリティ対策が取られておらず、改ざんされても気付かないケースや、修正方法がわからず放置したままのケースが多いとし、被害が拡散するおそれがあるとして、同社では注意を促している。

(Security NEXT - 2010/05/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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