Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

検索リスクがもっとも高いアカデミー賞ノミネート作品は「アバター」 - 4分の1が不正サイト

マカフィーは、米国のアカデミー賞開催に合わせ、「もっとも検索リスクの高いアカデミー賞ノミネート作品」を発表した。

2月の時点で検索リスクの高い作品はジェームズキャメロン監督の作品「アバター」で、検索結果をクリックした場合、23%の割合でマルウェアなどを配布する不正サイトに接続するという。

2位は「17歳の肖像」で19%、3位は「マイレージ、マイライフ」で14.5%だった。トップ10内の作品はいずれも2桁の割合で不正サイトへのリンクだった。

同社では、アカデミー賞の発表を控えたこの時期には、映画に関する情報をウェブ上で検索する機会が増えるとして、検索結果にアクセスする際には注意が必要だと指摘。今後アカデミー賞の受賞結果によってはランキングが変わる可能性もあるとしている。

同社の調査による検索リスクの高い作品ランキングは以下のとおり。

1位:アバター
2位:17歳の肖像
3位:マイレージ、マイライフ
4位:ハート・ロッカー
4位:カールじいさんの空飛ぶ家
6位:プレシャス
7位:第9地区
7位:ア・シリアス・マン(原題)
9位:しあわせの隠れ場所
10位:イングロリアス・バスターズ

(Security NEXT - 2010/03/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

スマホ利用シーンの脅威トップ10を発表 - JSSEC
2021年の悪質ECサイト報告数、前年の約1.7倍に
2021年3Qの情報提供は346件、標的型攻撃は3件 - J-CSIP
偽ECサイトの通報件数が増加 - マッチングアプリやSNSで異性から勧められたケースも
国内設置ルータを踏み台とした攻撃パケットの増加を観測 - JPCERT/CC
検索リスクの高い有名人、半数がミュージシャン
衰え見せぬフィッシング攻撃 - 報告、URLともに最多記録を更新
マルウェアとの遭遇率、3年で約半分に - MS調査
人気エンタメ作品に危険サイトが便乗 - 「無料」で誘惑
フィッシング報告、5000件超で過去最多 - URL件数も高水準