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従業員がパスワードを詐取して預金を着服 - ソニー銀

ソニー銀行において、元従業員による預金の着服が発生していたことがわかった。パスワードを詐取して不正に出金したという。

2008年9月から2009年8月にかけて元従業員がパスワードを詐取して不正に引き出していたもので、10月13日に顧客より問い合わせがあり発覚した。元従業員は5口座から約3700万円を引き出し、借金の返済にあてていたという。

同行では問題発覚を受け、同行では元従業員について2009年10月に懲戒解雇したほか、管理監督者を処分した。さらに被害を受けた顧客に対して事情を説明し、被害金額を返還。監督官庁へ届け、元従業員を告訴するとともに、業務の見直しを実施した。

(Security NEXT - 2010/02/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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