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サイバー犯罪の根絶は難しいが、スピードは抑えられる - Foy Shiver氏

フィッシングなど相手を騙す「ソーシャルエンジニアリング攻撃」は言語に頼るところが大きいが、言語が与える影響についても同氏に尋ねてみた。

同氏はサイバー攻撃の特徴として、攻撃元がわからず、犯罪へ日本人が関係する可能性や、攻撃キットが売買されている現状など示し、米国以外で被害も発生していることなどを理由に、日本語を利用した攻撃の増加する可能性を示唆。

また自動翻訳の技術なども向上しており、自然な言語表現が徐々に可能になってきていることを付け加え、利用する言語による影響が今後小さくなっていくと予測している。

「こうした犯罪をなくすことができるか」という問いに対する同氏の答えは、「昔から存在している犯罪が根絶できないのと同じ問題」というものだ。

(Security NEXT - 2010/02/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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