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サイバー犯罪の根絶は難しいが、スピードは抑えられる - Foy Shiver氏

標的型攻撃の有効な対策は? 言語の違いによる影響は?

同氏が考える有効な対策とはどのようなものか。セキュリティ対策製品で防ぐことはできないのか。

同氏は「セキュリティベンダーなど業界は良い仕事をしている」としながらも、マルウェアの変化のスピードが速く、あらたな犯罪へ対応していくことが大変である現状を指摘。

また攻撃を受けるのは、単なる「知識不足」が原因ではないと同氏は説明する。相手の心理を逆手に取るより綿密な攻撃により、被害が増加しているというのだ。

同氏は「攻撃を防ぐ方法は、組織によってさまざま」と前置きをした上で、有効な対策事例のひとつとして「疑似攻撃によるトレーニング」について言及した。とくに職級に関係なくあらゆる従業員が受けることが有効だとアドバイスする。

(Security NEXT - 2010/02/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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