サイバー犯罪の根絶は難しいが、スピードは抑えられる - Foy Shiver氏
ソーシャルエンジニアリング攻撃が増加している。サイバー犯罪はもはや特殊な犯罪というわけではなく、人類の歴史とともに犯罪が存在し続け、未だに戦い続けている「詐欺」といった犯罪と同じだという。
しかし一方で、同氏は「啓発活動の展開や犯人の逮捕など、犯罪が拡大するスピードを遅くすることができる」と前向きな話も聞かせてくれた。
「まだ対策をはじめてから数年。今それを学んでいるところだ。数字は改善に向かっていないが、取り組みをしていなかったらさらに悪化していただろう」と対策の重要性を強調。米国では政府の理解も深まってきているという。
また一般のネット利用者が、サイバー犯罪と戦う方法があるかと尋ねると、「ぜひ一緒に戦っていきたい」と語り、同グループへサイバー犯罪の情報を簡単に提供できるツールを、近々公開する予定であることをアピールした。
(Security NEXT - 2010/02/08 )
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