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物流関連サービスへ不正アクセス、個人情報流出のおそれ - 西濃運輸

西濃運輸は、同社の物流マッチングサービスや、集荷配達に関する会員制サービスが不正アクセスを受け、一部利用者において個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同社では、2025年8月20日に物流マッチングサービス「見つカル倉庫」で不正アクセスを検知。同月に事態を公表するとともに外部協力のもと影響など詳細を調べていた。

調査の結果、「見つカル倉庫」、および集荷依頼や配達状況の確認が行える会員制サービス「マイセイノー」の利用者に関する個人情報が外部に流出した可能性があることがわかった。

具体的には「見つカル倉庫」の会員に関する氏名や住所、電話番号、メールアドレスなど約1800件、「マイセイノー」の会員ID、パスワードなど約20件が流出したおそれがある。11月5日の時点で、不正利用などは確認されていない。

「見つカル倉庫」については、今回の問題を受けて一時サービスを停止していたが、対策を講じた上で9月12日よりサービスを再開したとしている。

(Security NEXT - 2025/11/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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