対策ベンダーへフィッシング情報を無償提供 - フィッシング対策協議会
フィッシング対策協議会は、同協議会が収集したフィッシング詐欺サイトのURL情報を、2月より会員向けに無償で提供開始する。
すでに2月よりヤフーに対して情報提供を行うとのアナウンスが行われているが、同協議会では同社に限らず会員に対して積極的に情報を提供する方針。
提供した情報が悪用されることを避けるとの理由から、対象は同協議会へ参加している会員で、フィルタリングやセキュリティ対策ソフト、ツールバーなど、フィッシングサイトへの接続を遮断するソフト、サービスを展開する企業などに限定されている。また大学や研究者などは提供対象としていない。
提供されるURLは、1カ月あたり100から150件程度。フィッシングサイトが確認されるたびに、事務局を務めるJPCERTコーディネーションセンターよりメールで提供される。
(Security NEXT - 2010/01/29 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
3月はフィッシング報告が約25万件で過去最多 - URLは前月比2.3倍に
先週注目された記事(2025年3月16日〜2025年3月22日)
フィッシングURLが約48%減 - 約1年ぶりの2万件台
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」の解説書を公開
侵入後に即攻撃するランサムウェア「Ghost」に注意 - 70カ国以上で被害
フィッシング報告とURL件数が大幅減 - 旧正月前後は縮小傾向
2024年4Qのセキュ相談 - 「不正ログイン」が45%増
「セキュリティ10大脅威2025」 - 「地政学的リスク」が初選出