Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

入力ミスで異なる事業者へ納税通知書を送付 - 大阪市

大阪市は、同市のあべの西南市税事務所において発生した個人情報の流出事故を公表した。

大阪市が5月に、船場法人市税事務所を通じて「市民税・府民税特別徴収税額決定・変更通知書」を事業者へ送信したが、送信したなかに事業者の従業員ではない無関係である人物の通知書が含まれていたという。

送付作業にあたりあべの西南市税事務所がデータ入力を誤り、別の事業者へ送付してしまったのが原因だという。誤送付した書類には「住所」「氏名」「収入」「所得」「所得控除」「特別徴収税額」「月別納付額」などが記載されていた。

同市では、送付した事業者から8月7日に通知書を回収。漏洩した住民を訪問し、事情の説明を行って謝罪している。

(Security NEXT - 2009/08/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

3サイトで顧客情報を外部委託先に誤送信 - 一休.com
ふるさと納税寄付者の個人情報含む書類を誤送付 - 糸満市
ふるさと納税特設サイト、クレカ以外の個人情報も被害 - 志布志市
志布志市ふるさと納税サイトで情報流出 - 脆弱性検査で改ざん気付けず
市民税申告書などを紛失、誤廃棄の可能性 - 吹田市
ふるさと納税寄付者のアンケート回答が閲覧できる状態に - 白川村
県税関連情報を第三者へ漏洩、電話照会への対応で - 長野県
同姓同名の別人に納税通知書を約17年にわたり誤送付 - 鎌倉市
ふるさと納税寄付者の個人情報を庁内24部署にメールで誤送信 - 堺市
ふるさと納税者に第三者の個人情報含む文書を誤送付 - 太良町