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顧客情報含む検針用携帯端末を紛失 - 東京ガス関連会社

東京ガスの関連会社で同社がガスメーターの検針業務を委託している東京ガスタマライフバリューにおいて、顧客情報378件が保存された業務用携帯端末の紛失が発生した。

所在不明となっている端末には、3月5日に巡回を予定していた東京都小平市内の378世帯に関する顧客情報が保存されていた。氏名、住所、電話番号、ガス使用量、前月領収金額のほか、一部顧客に関しては口座番号も含まれる。

同社によれば、データは暗号化されており、端末自体もIDや暗証番号でロックされているという。紛失した情報が不正に利用された事実は確認されていない。

3月4日19時ごろ、従業員が自転車の後部荷台に設置したかごの中に端末を収納した鞄を入れて帰宅したが、その際に紛失したと見られている。同社では、対象となる顧客に説明と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2009/03/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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