Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

センター試験志願者の名簿を紛失、誤廃棄か - 同志社大学

同志社大学は、大学入試センター試験の志願者800人の個人情報が記載された名簿の紛失を明らかにした。一般ごみとして誤って廃棄された可能性が高いとしている。

所在が不明となっているのは、同大学で1月17日および18日に実施された2009年度大学入試センター試験の「入学志願者名簿」。受験者800人の氏名、電話番号、受験番号、性別、生年月日、高校名など個人情報が記載されていた。

同資料は、2008年に大学入試センターから送付され、同大が保管していたが、1月8日に紛失していることが判明。同日に一般ごみの回収が行われ焼却処分されているが、その際に誤って廃棄した可能性が高いと同大では説明している。

同資料は大学入試センターから再交付を受けたため、センター試験の実施に支障はなかった。試験結果や今後の受験への影響もないという。同大学では再発防止に向け、「入試関係文書の取扱事務改善検討委員会」を設置して、管理体制の改善を目指す。

(Security NEXT - 2009/01/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

学童保育で利用料決定通知書1クラス分が所在不明に - 和歌山市
教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県
医療費の検査資料が所在不明、誤廃棄か - 会計検査院
供覧で業務資料が所在不明に、誤廃棄か - 沖縄県
個人情報含む行政文書を紛失、誤廃棄の可能性 - 公取委
個人情報含む伝票綴りを紛失、誤廃棄の可能性 - JAおきなわ
廃棄カルテが一般ゴミに紛れる、搬送中に飛散 - 薩摩川内市
マイナカード交付通知書などを誤廃棄、流出は否定 - 静岡市
複数の歴史公文書が所在不明、不要文書と一緒に廃棄か - 大阪市
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ