総務省、通信障害が重なったKDDIに行政指導
総務省は、7月以降にKDDIの通信サービスで4件の障害が明らかになったことを受け、再発防止を求め文書で指導した。
インターネット接続サービス「au one net」や、携帯電話向けのメールサービス、ウェブ閲覧サービスにおいて4件の障害が度重なり判明したことから、設備管理における安全管理や信頼性の向上が不十分だったとして改善を求めたもの。
KDDIでは、固定電話向けインターネット接続サービス「au one net(旧DION)」において、サーバ設定が不十分だったことからウェブメールの一部ユーザーで情報漏洩が生じたことが7月に判明。さらに8月にはウイルス対策サービスなどの障害によるメールの誤廃棄や誤転送が明らかになった。
また携帯電話向けサービスでは、8月2日に設備の不具合でEZwebやメールが利用できなくなり、200万人に影響を与えたほか、24日に再びEZwebの利用に問題が発生している。
(Security NEXT - 2008/08/28 )
ツイート
PR
関連記事
若年層向け人材育成ハッカソン「SecHack365」、参加者募集を開始
「自分は絶対に大丈夫!」との思い込みこそ危険 - 無料啓発教材を公開
「SecHack365 2024」の成果発表会を都内で開催 - NICT
次年度「SecHack365」に向けてオンライン説明会を開催
個情委、東京電力グループ3社に行政指導
先週注目された記事(2024年6月23日〜2024年6月29日)
個人情報漏洩などの報告処理、前年比約1.7倍に - 指導や助言も大幅増
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分
人材育成プログラム「SecHack365」が応募受付をまもなく開始
個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超