共有ファイルを暗号化し、暗号鍵を一元管理できる新製品 - エントラスト
エントラストジャパンは、共有ファイルを暗号化し、暗号鍵の一元管理を実現した「Entrust Entelligence Group Share」の販売を開始した。
同製品は、共有ファイルを暗号化することで外部への情報漏洩を防止するセキュリティソリューション。「グループ鍵暗号化方式」により、ユーザーグループ単位で暗号化や復号化に用いる鍵を一元管理が可能。ユーザーの追加や削除、権限の変更時にも、ファイルを再度暗号化する必要がない。
暗号化は、ファイルを「暗号化フォルダ」へ移動させるだけよく、暗号化後もファイルの拡張子やアイコン、ファイル名などが変わらないため、ユーザーは暗号化を意識せず普段通りファイルを利用することが可能。
また一度暗号化されたファイルは、USBメモリやほかの端末に移したり、メールで送信しても暗号化された状態が保たれる。オンラインユーザーに対しては、利用ごとにユーザー認証や復号鍵を付与するが、復号鍵を有効期限を決め、キャッシュすることでオフラインでも利用できる。
(Security NEXT - 2008/07/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサムウェアへの対処を学ぶカードゲーム - JC3が無償公開
IIJ、「Mirai亜種」解析ツールを無償公開 - C2や感染傾向を可視化
MS 365環境のセキュリティ運用を自動化するサービス - ラック
約70項目を調査するメールセキュリティ評価サービス - 緊急脆弱性の通知も
NASにランサム感染想定した機能などを追加 - バッファロー
米Acronisのデプロイソリューション最新版をリリース - ラネクシー
警察庁が開発した「Lockbit」復旧ツール、複数被害で回復に成功
ランサムウェア「Conti」亜種に対応した復号ツールを公開 - カスペ
米政府、ランサムウェア「ESXiArgs」の復旧ツール - 十分理解して使用を
企業向けに「セキュアID SIM」を提供 - 日本通信