Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

年金記録関連書類を移転前のファックスを番号に - 埼玉の社会保険事務所

埼玉社会保険事務局は、管轄内の2事務所において2007年に発生していたファックス送信ミスを明らかにした。ファックスを受信した個人から指摘を受け、判明したという。

同事務局によれば、2007年8月から10月にかけて、浦和社会保険事務所で3回、川越社会保険事務所で1回、計4回の誤送信が発生したもの。厚生年金期間の記録調査依頼を受け、愛知県昭和社会保険事務所へファックスで照会する際、誤って関係ない個人宅へ調査関連書類を送信していた。

愛知県昭和社会保険事務所は移転しており、ファックス番号も変更されたが、職員が以前の番号へ送信していたという。関連する事務所では、誤送信先および調査依頼者に対し事情説明と謝罪を行った。

今後は、ファックス送信時に最新の一覧表を利用するほか、複数で送信時に番号をチェックするなど再発防止に取り組む。

(Security NEXT - 2008/06/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個人情報流出の可能性が判明 - 浜松地域イノベーション推進機構
保健所職員の名刺でFAX番号を誤記載 - 医療機関書類が第三者へ
イベント申込書のFAX番号を誤記載、申込情報が流出 - 名古屋市
複数不正行為で職員処分、金融業者に職員の個人情報を漏洩 - 岡垣町
フォーム設定ミスで団体関係者の個人情報が閲覧可能に - 鎌倉市
生活保護受給者の個人情報をFAX誤送信 - つくば市
仕様の認識を誤り、非公開の団体連絡先を誤公開 - 北九州市
個人情報含む書類を市サイトに誤掲載 - 尼崎市
デザイン建材通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
FAX送信先の確認に使用した医療機関リストを誤送信 - 大阪府