Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アンラボ、メモリハッキングを遮断するネット取引用ブラウザを開発

韓AhnLabは、銀行や証券会社のオンライントレード利用時に情報漏洩などを防止する「アンラボオンラインセキュリティセキュアブラウザ」を開発した。日本国内では、7月よりサービスを提供する計画だという。

同ソフトは、ブラウザ上でオンライン取引を行う際、メモリ上のデータに対する改ざんといった攻撃から保護するもの。デバッグやリバースエンジニアリング、COMインターフェイス経由の情報漏洩、ウェブサイトの改ざんなどを防止する機能を備えている。

利用にあたっては、銀行や証券会社など、オンラインサービスを提供するウェブサイト側でコードを追加する必要がある。アンラボでは、日本語版や英語版について7月ごろに提供を開始する予定。

(Security NEXT - 2008/05/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ラック、生成AIシステム特有のセキュリティ問題を診断するサービス
外部から見える脆弱性や闇ウェブ情報など監視するサービス
漏洩アカウント情報を調査、通知するサービス - IIJ
ファイル転送サービス「Kozutumi」を提供開始 - ハートビーツ
インフラ事業者対象に脆弱性や情報漏洩のチェックサービス
ロジテックがフォレンジックサービスに参入 - メーカーや機器問わず対応
スマホ向けにトラブル補償付きセキュリティパック - ソフトバンク
サプライチェーンのリスク調査サービスを提供 - ソリトン
在宅勤務時の印刷履歴が把握できるサービス - エプソン
クラウド設定不備による情報漏洩対策で協業 - KCCSとラック