「電話番号だけでも個人情報」9割超 - アイシェア意識調査
携帯電話や自宅の電話番号だけでも「個人情報」であると考えているユーザーが、9割以上に上ることがアイシェアの調査でわかった。
同社が、20代から40代を中心とするネットユーザー636人を対象に「ひとつだけでも個人情報だと思うもの」について調べた結果、判明したもの。「携帯電話番号」「自宅、実家の電話番号」「パスポート番号」など、いずれも9割を超えるユーザーが、「個人情報」であると回答している。
また「顔写真」「住所」「携帯メールアドレス」など、いずれも8割を超えており、これら6項目については「氏名」の83.8%を上回った。年収や家族構成、勤務場所、生年月日などについても7割台と高い。
さらに「名字」「名前」のほか、「SNS」や「メッセンジャー」のアカウントについても4割が個人情報であると感じており、「ニックネームやハンドルネーム」も2割弱に上る。
個人情報保護法では、個人情報を「生存する個人に関する情報で、特定の個人を識別することができるもの」と定義。ほかの情報と照合して容易にわかる場合などを除き、電話番号のみなど、個人を特定できない情報は個人情報としておらず、ネット利用者と法律のあいだで、個人情報のとらえ方にずれが生じている。
(Security NEXT - 2008/05/22 )
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