Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

代理店の車両から顧客情報483件含むPCが盗難に - 日新火災海上

日新火災海上保険は、3月23日に代理店が車上荒らしの被害に遭い、顧客情報483件が保存されたパソコンや保険契約申込書などが盗まれたと発表した。

今回の事件は、同社代理店従業員が兵庫県尼崎市内の路上に駐車していたところ、後部窓ガラスが割られ、何者かに鞄ごとパソコンや書類を持ち去られたもの。同社では警察に被害届を提出し、警察による捜査が続けられている。

被害に遭ったパソコンには、顧客483名の氏名、住所、電話番号、生年月日、損害保険に関する契約情報などが保存されていた。パソコンには三重のパスワードが設定され、顧客データについては暗号化されているという。

また保険料領収証や保険契約申込書なども被害に遭ったが、これら書類に関しては27日に発見、回収された。同社および代理店では、該当する顧客に対し説明と謝罪をするとしている。

(Security NEXT - 2007/04/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
Google、ブラウザ最新版「Chrome 136」を公開 - 8件のセキュリティ修正
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト