Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オンラインショッピング、商品未着よりもカード不正使用の方が心配 - 民間調査

オンラインショッピングを不安に思うユーザーが63.8%に上ることがEストアーの調査によりわかった。カードの不正利用や個人情報漏洩などを懸念する声が多い。

アンケートは、Eストアーが1年以内にオンラインショップを利用した18歳以上のユーザーを対象として2月8日に実施したもの。有効回答は412件。

オンラインショッピングへの不安については、回答者の63.8%が何らかの不安を感じているという。また、不安に思っていないユーザーであっても「トラブルに遭うかも知れない」と感じるユーザーは35.7%おり、すべてを含めると99.5%に達した。

商品の未着に対する不安が53.2%と半数程度で、破損や賞味期限切れ、返品やキャンセルなどに応じないといった不安が3割前後だったのに対し、カード情報の不正利用(75.4%)や個人情報の漏洩(71.0%)など、情報セキュリティに関する不安が目立った。またフィッシング詐欺に関する不安も37.1%となっている。

トラブルの体験として、「知らない人から営業メールや電話が大量にくるようになった」といった声が20.1%で、個人情報の漏洩被害に遭った(4.9%)、カードの不正使用にあった(2.1%)といった声もあった。

トラブル対策としては、男性がSSLなどサイトの安全性を確認するという回答が多く、一方女性ではクチコミ情報などを参考にするといった声が54.1%と多く聞かれた。

(Security NEXT - 2007/02/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

除草工事委託先への安全講習会案内メールで誤送信 - 茨城県
ITインフラ監視ツール「Pandora FMS」に脆弱性 - アップデートで修正
「Active! mail 6」に「XSS」や「CSRF」脆弱性 - 修正版へ更新を
若年層向けアジアCTF大会「ACSC 2025」が8月開催 - 世界大会は東京
ランサム被害でデータ暗号化、原因など調査 - 新興プラスチックス
ポケモングッズ通販サイトにPWリスト攻撃 - 一部で会員情報改ざんも
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティリリースが公開
ブラウザ「Chrome」の「Cookie暗号化保護」を破壊する「C4攻撃」
大音量で煽る「サポート詐欺」の被害、端末内部に学生情報 - 名大
メール送信した資料に物件オーナーの個人情報 - 長谷工ライブネット