顧客情報を含む業務関連情報がWinny流出 - 沖電気子会社
沖電気工業子会社である沖ウィンテックの社員私用パソコンから、個人情報243件や東京電力から受託した業務の関連情報がWinnyを介して流出していたことがわかった。
流出が判明したのは顧客243名分の個人情報、および受託していた東京電力の社内LAN施設工事に関するスケジュール、図面、工事完了報告書などの業務情報。
同社員がUSBメモリを利用し、データを持ち出して自宅のパソコンに保存。作業していたところ、ウイルスに感染したことによりWinnyを介して流出。東京電力では、個人所有のパソコンにおける業務データについては、削除を依頼していたが、完全に削除されておらず、流出に繋がったという。
沖電気工業では、対象となる顧客に対して、経緯説明と謝罪を行った。同社では、従来より私用PCの利用禁止やWinny対策を進めていたが、今回の事件が起きたとしてさらなるセキュリティ強化を目指すとしている。
(Security NEXT - 2006/09/22 )
ツイート
PR
関連記事
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
複数サーバやPCがランサム被害、影響など調査 - 三晃空調
ConnectWise「ScreenConnect」のサーバコンポーネントに脆弱性
「Node.js」のアップデート、公開を延期 - 週内にリリース予定
「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「制御システムセキュリティカンファレンス2026」を2月に都内で開催
高校部活体験会申込フォームで個人情報が閲覧可能に - 群馬県
配達中に郵便物1束を紛失 - さいたま市内の郵便局
メルマガアカウント侵害、スパム送信踏み台に - サロン向け器具メーカー
ユニフォームに個人情報入りメモリ、洗濯業者から回収 - 関越病院
