ライブドア、ソフトのユーザー情報を移管先に誤提供
ライブドアは、ソフトウェア 「Clone」シリーズの販売業務移管先であるアーティストハウスソリューションズに対し、ユーザー情報の移管を希望しなかったユーザー1527名分の情報を誤って提供していたことを明らかにした。
誤提供された情報は、プロダクト名、プロダクトキー、メールアドレス、氏名、住所、電話番号、生年月日など。一部は任意の登録情報で含まれない場合もある。
同社では、同製品の管理、販売業務移管に伴い、ユーザー登録情報の移管手続を実施。その際、ユーザー1527名が移管を希望せず登録情報の削除希望していた。
しかし、情報が削除されず、そのまま移管先に登録されたという。そのため、削除手続を行ったにもかかわらず、移管先からメール届くといった事態が発生した。
同社では、今回の事故の原因をデータ抽出時の人為的ミスと確認作業不足のためとしている。同社では8月14日に、社員立会いのもと、データの消去作業を行った。また、該当する顧客に対し、謝罪の書面を送付した。
(Security NEXT - 2006/08/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
中学PTA議決資料が閲覧可能に、クラウドで設定ミス - 奈良市
緑地管理者がボランティア宛てメールを「CC」送信 - 名古屋市
旧保育所に不法侵入、建物内部に個人情報 - 北見市
マイナンバー文書を誤廃棄、保存期限の設定ミスで - 上三川町
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も
「PostgreSQL」にセキュリティアップデート - 「13系」は11月にEOL
米当局、「Trend Micro Apex One」に対する脆弱性攻撃に注意喚起