オンラインゲーム「Master of Epic」の一部ユーザー情報が流出
ゴンゾロッソオンラインは、2月20日に同社へ運用業務移行中のオンラインゲーム「Master of Epic」で発生したユーザー登録情報の流出事故を公表した。
同社によれば、2月17日の移行作業終了後、一時的にアップロードしたユーザー情報をFTPサーバ上から削除する作業が不十分だったため、一部データが残ってしまい、ダウンロードできる状態になったという。
その後、同月20日に第三者運営の一般BBS上で同FTPサーバのアドレスが公開され、さらにユーザーの指摘により事故が判明、同社は直後にサーバ上からデータを削除した。
流出したのは、アカウント移行中の仮登録ユーザー1373名分のID、パスワード、ニックネーム、メールアドレス、ID・パスワード忘れの設問と答えなど。まだ確認段階としながらも、ユーザーの氏名やカード番号などの個人情報が含まれている可能性はないとしている。
同社では、ゲームサーバを停止し、該当するユーザーに対してID、パスワードの変更を依頼するメールを送った。また、データが公開されるおそれがあるウェブサイトへ情報公開の差し止め依頼などを行っている。さらに警察へ届け出て捜査を依頼したとしている。
同社では、今後は流出の発生原因を究明し、再発防止に向けた対応策を講じるとしている。
(Security NEXT - 2006/02/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意