Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2005年上半期のサイバー犯罪は前年同期比約52%の増加 - 警察庁

警察庁は、サイバー犯罪の検挙件数を発表した。同庁のまとめによれば、サイバー犯罪(情報技術を利用する犯罪)の検挙件数は1612件。前年同期の1063件から大幅に増加したことがわかった。

不正アクセス禁止法違反、コンピュータ・電磁的記録対象犯罪、ネットワーク利用犯罪をまとめたもの。不正アクセス禁止法違反は198件と前年同期から3倍に増加。ネットワーク利用犯罪も2.7倍でインターネットオークションの悪用が多いという。また児童ポルノによるものも1.4倍と増加傾向にあった。

各都道府県警察が受理した相談件数は、50479件で、前年同期から1.5倍に増加。詐欺や悪質商法、有料サイトの料金請求による相談が多かった。またオークションのトラブルも目立った。

(Security NEXT - 2005/08/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ