Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

三光純薬、個人情報2万件が保存されたPCが盗難 - 回収PCに不正アクセスの形跡

三光純薬は、5月8日から9日にかけて営業車から2万3444名分の個人情報が保存された業務用パソコンが盗まれたと発表した。

保存されていた個人情報は、2万3444名分の顧客、取引先、同社および関連会社の従業員に関する氏名、所属施設、企業名など。そのうち296件には自宅住所および電話番号も含まれていた。

同社によれば、被害に遭ったパソコンは、5月15日に都内で遺棄されているのが発見。保存情報についてアクセスの有無を調査したところ、4394名分に第三者によるアクセスの形跡が見つかったという。

同社では、アクセスの形跡および自宅住所と電話番号が記録されていた被害者に対し、事情を説明し、謝罪しているという。また再発防止に向け、従業員の教育や社内管理体制の整備を一層強化するとしている。

(Security NEXT - 2005/05/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

中学PTA議決資料が閲覧可能に、クラウドで設定ミス - 奈良市
緑地管理者がボランティア宛てメールを「CC」送信 - 名古屋市
旧保育所に不法侵入、建物内部に個人情報 - 北見市
マイナンバー文書を誤廃棄、保存期限の設定ミスで - 上三川町
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も
「PostgreSQL」にセキュリティアップデート - 「13系」は11月にEOL
米当局、「Trend Micro Apex One」に対する脆弱性攻撃に注意喚起
「Flowise」に深刻な脆弱性、パッチは未提供 - PoCが公開
チラシ案内先からイベント申込者情報が閲覧可能に - 佐賀のDC
不正アクセスでシステム障害、情報流出は調査中 - 三浦工業