IPA、セキュリティ対策の傾向と対策をまとめる
情報処理推進機構は、「コンピュータ・セキュリティ ?2004年の傾向と今後の対策?」と題した資料をまとめ、公開した。
同資料は、コンピュータ・セキュリティ検討会が、一般利用者や管理者に対し、2004年のセキュリティ状況を踏まえ、代表的なセュリティ上の脅威や対策方法を検討しまとめたもの。
2004年は、脆弱性自体を攻撃対象とした従来の手法だけでなく、なりすましや詐欺などソフトウェアを利用する人を対象とした攻撃がより増加したという。特に目立ったのが「bot」「コンピュータウイルス」「フィッシング詐欺」など、一般利用者を直接ターゲットとするものが増加したという。
同検討会には、IPA、JPCERTコーディネーションセンター、電子情報技術産業協会、日本パーソナルコンピュータソフトウエア協会、情報サービス産業協会、日本ネットワークセキュリティ協会の関係者をはじめ、情報セキュリティの研究者、実務担当者が参加している。
リリース
http://www.ipa.go.jp/security/vuln/20050331_trend2004.html
情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/
(Security NEXT - 2005/03/31 )
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