Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

P2Pによる音楽ファイル不正発信者の情報開示を請求 - 日本レコード協会

日本レコード協会会員7社は、プロバイダ8社にファイル交換ソフトを利用して不正に音楽ファイルを公開した発信者の情報公開を求め、請求手続きを開始した。

市販CDの音源を、ファイル交換ソフトを利用して許諾なくアップロードしている行為が、各社の著作隣接権を侵害しているとして、プロバイダ責任制限法第4条第1項に基づき、プロバイダ8社に対し該当者の氏名、住所の開示を請求したもの。同協会では、今回の開示請求を「損害賠償請求等を行うため」としている。

今回、発信者情報開示請求を行ったのはビクターエンタテインメント、ユニバーサルミュージック、東芝EMI、ワーナーミュージック・ジャパン、エイベックス、ソニー・ミュージックレコーズおよびデフスターレコーズの7社。

(Security NEXT - 2004/11/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

笹だんごの通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
ネットバンク不正送金被害が大幅減 - 平均被害額は高水準
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
先週注目された記事(2025年9月21日〜2025年9月27日)
監視カメラやNASを狙う「Mirai」感染活動を引き続き観測 - JPCERT/CC
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
学生個人情報をスケジュール管理ソフトで教員間に誤共有 - 中京大
タイ子会社でサーバや端末がランサム被害 - ダイヤHD