ゲームポットのオンラインゲームサイトが改ざん被害 - 4種類のウイルスへ感染のおそれ
ゲームポットが運営するオンラインゲーム「スカッとゴルフ パンヤ」のウェブサイトにおいて、改ざん被害が発生した。閲覧者はウイルスへ感染した可能性があるという。
同社によれば、7月5日20時過ぎからから7月7日の10時までウェブサイトの一部が改ざんされていたもの。改ざんされたのは特設ページなど3ページで、期間中に問題のページを閲覧した場合、不正サイトへ誘導され、「Backdoor.Win32.Agent.lad」「Hoax.Win32.Renos.bcz」「FraudTool.Win32.XPSecurityCenter.c」「Backdoor.Win32.Small.cyb」など4種類のウイルスがダウンロードされるおそれがあった。
今回の被害は、同社サイトが集中的に狙われて発生したものではなく、インドやベネズエラのウイルス感染端末から無差別に行われた攻撃によるものだったと同社では説明。今回の改ざんに伴う個人情報の漏洩についても否定した。
同社では、改ざん発覚当日にメインテナンスを実施し、サービスは復旧している。またウェブサイトやメールマガジンを通じて、ユーザーへ注意を呼びかけている。
また今回の事件を受け、同社ではセキュリティポリシーやシステム構成の見直し、監視体制の強化など再発防止に取り組む。事故の詳細についても、引き続き調査を行い報告するとしている。
(Security NEXT - 2008/07/11 )
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