Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

SMS認証に入力画面の判別機能 - PayPay

PayPayは、モバイル決済サービス「PayPay」のSMS認証に、入力画面が正規の画面であるか判別するための機能を追加した。

今回あらたに導入したSMS認証では、アルファベット2文字と数字4桁で構成される認証コードを使用。アルファベットは入力画面上であらかじめ表示し、SMSの認証コードに含まれるアルファベット文字列と同一であるか確認することで、正規の入力画面であるか確認する。

あわせて認証時に送信するSMSでは、同じアルファベットの文字列が入力画面上に表示されているか確認するよう促し、利用者が誤ってフィッシングサイトなどへSMS認証コードを入力することを防ぐ。同社では今回導入した認証機能について特許を出願しているという。

(Security NEXT - 2020/06/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

年金事務所を装う電話に警戒を - 偽マイナポータルに誘導
ログ解析ツール「Splunk Enterprise」に複数脆弱性
「Node.js」にまもなくセキュリティアップデート - 2件を修正予定
初期侵入から平均62分で横展開を開始 - わずか2分のケースも
案内メール誤送信で事業所担当者のメアド流出 - 協会けんぽ
個情委、「LINE」情報漏洩でLINEヤフーに勧告 - 「ヤフオク!」に関する指導も
「Chromium」の深刻な脆弱性、すでに悪用済み - 「MS Edge」も緊急更新
NTTドコモ、スミッシング攻撃の踏み台端末に注意喚起 - 7月上旬から
子会社従業員が有効期限間近のデジタルギフトを不正入手 - デジタルプラス
MS、「Microsoft Edge 103.0.1264.49」を公開 - ゼロデイ脆弱性に対処