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「Windows」に脆弱性、すでにゼロデイ攻撃も - 回避策などの実施を

さらにライブラリ「atmfd.dll」の無効化や、外部からの攻撃経路となりやすい「WebDAV」の要求が転送されることを防ぐ「WebClientサービス」の無効化などを回避策として挙げた。

またサポート中の「Windows 10」であれば、攻撃が成功した場合もサンドボックス「AppContainer」内の権限による実行となり、影響を緩和できるとしている。

今回の脆弱性は、1月にサポートが終了した「Windows 7」「Windows Server 2008」も影響を受ける。同社では「延長セキュリティ更新プログラム(ESU)」のライセンス契約者に対しては更新プログラムを用意する予定。

(Security NEXT - 2020/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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