Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メルアカ乗っ取り被害、迷惑メールの踏み台に - NTTLS

NTTラーニングシステムズは、同社メールアカウントが不正アクセスを受けたことを明らかにした。

同社によれば、同社のドメインのメールアカウント1件が不正アクセスを受けたもの。2019年12月10日に大量の迷惑メールが送信されたとの連絡が委託先より寄せられ、問題が発覚した。

メールアカウントが不正アクセスを受けたことで、迷惑メールの送信に悪用されたことにくわえ、メールボックス内に保存されていたデータが流出したおそれがある。具体的な影響の範囲はわかっていない。

不正アクセスを受けた原因についても不明だが、同アカウントでは、脆弱なパスワードを利用しており、類推された可能性があるという。

今回の問題を受けて、同社では問題のアカウントで利用していたドメインを含むすべてのメールアカウントやウェブサイトを停止。セキュリティ対策について見直し、再発防止を目指すとしている。

(Security NEXT - 2020/01/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
フィッシング契機に第三者が端末操作、個人情報流出か - 共立メンテナンス
パスワードリスト攻撃と見られるログイン試行を確認 - WOWOW
教育支援サービス侵害、ランサムウェアによる個人情報流出の可能性
職員アカウントが侵害、迷惑メールの踏み台に - 中部生産性本部
メルマガアカウント侵害、スパム送信踏み台に - サロン向け器具メーカー
ハウステンボスへのサイバー攻撃 - 個人情報流出の可能性
予約管理システム侵害、予約者にフィッシングメール - 京都市内のホテル
CMSに総当たり攻撃、個人情報流出の可能性 - 体育器具メーカー