Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

デンソーとNTTコム、コネクテッドカーの脅威検知解析で技術検証

デンソーとNTTコミュニケーションズは、いわゆるコネクテッドカーにおける攻撃を検知し、防御するセキュリティオペレーションセンターの技術について実用化に向け、2020年1月から技術検証を開始する。

両社は2017年より、コネクテッドカーの車載セキュリティ機器による出力データを解析し、サイバー攻撃を検知、影響範囲を特定する「車両向けセキュリティオペレーションセンター(車両SOC)」の技術について開発を進めていたが、実用化に向けて実験環境での技術検証を行うもの。

実験車に対してさまざまなサイバー攻撃のシミュレーションを実施。「車両SOC」によるサイバー攻撃の検知や影響範囲の分析などを行い、技術向上を図る。

デンソーでは、コネクティッドカーにおけるセキュリティ対策や通信、データ解析などの技術を担当。NTTコムにおけるネットワークやクラウド、マネージドセキュリティに関する技術のほか、NTTセキュリティの分析技術なども活用していく。

(Security NEXT - 2019/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Tomcat」に脆弱性、2月の更新で修正済み - 「同8.5」系統は3月末にEOL
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
カンファレンスイベント「JSAC2024」の全プログラムが発表
研究者や実務者向けイベント「JSAC2024」が来年1月に開催 - 現地参加のみに
「curl」に2件の脆弱性 - アップデートがリリース
標的型攻撃で内部資料20件が流出、開発環境などに影響なし - 富士ソフト
「CYNEXアライアンス」が発足、 産官学とデータの共同分析や人材育成を推進
WordPress向けソーシャルログイン用プラグインに深刻な脆弱性
地方金融機関の7割、セキュリティリスクを評価できる人材が不足
用語理解に格差、経営層とセキュ担当者の対話に断絶も