「SUSE Manager」にRCE脆弱性、アップデートで修正 - PoCは公開済み
SUSEが提供するLinuxシステムの管理プラットフォーム「SUSE Manager」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。
「WebSocket」のエンドポイントにおいて認証が適切に実装されていないことに起因する脆弱性「CVE-2025-46811」が判明したもの。
認証を必要とすることなくroot権限で任意のコマンドを実行することが可能で、サーバを乗っ取られるおそれがある。
共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「9.3」、「CVSSv3.1」では「9.8」と評価されており、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
「SUSE Manager Server 5.0」や「同4.3」において脆弱性を修正するアップデートが現地時間2025年7月23日にリリースされた。概念実証(PoC)も公開されており、注意が必要となる。
(Security NEXT - 2025/08/01 )
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