「VLC」の脆弱性、最新版に影響なし - CVEの対象バージョンが訂正
オープンソースで提供されている「VLCメディアプレイヤー」の最新版に深刻な脆弱性が含まれるとされた問題で、開発元のVideoLANはすでに修正済みであると指摘し、CVEにおける対象バージョンが修正された。
同ソフトは、非営利組織であるVideoLANが開発を手がけるオープンソースのメディアプレイヤー。「Windows」「Linux」向けに提供されている。
今回の問題では、同製品が利用するモジュールに、ヒープバッファーフローの脆弱性が明らかになったとして、共通脆弱性識別子の「CVE-2019-13615」が採番。最新版である「同3.0.7.1」についても影響を受けるとして関係機関より注意喚起が行われていた。
これに対しVideoLANは、今回の問題についてサードパーティ製ライブラリ「libebml」に起因するものと反論。同脆弱性は、16カ月前に修正されており、「VLCメディアプレイヤー」では「同3.0.3」以降で修正済みであると指摘した。
これを受けてCVE番号を採番しているMITREは、米時間7月25日に「CVE-2019-13615」における対象バージョンを修正。「libebml 1.3.6」より以前のバージョンに存在し、影響を受ける「VLCメディアプレイヤー」については「同3.0.3」より以前のバージョンと訂正している。
また共通脆弱性評価システムであるCVSSのスコアについても5.5に引き下げられており、重要度を「中(Medium)」と変更している。
(Security NEXT - 2019/07/26 )
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