Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

【追記あり】「VLCメディアプレイヤー」に深刻な脆弱性 - パッチは未提供

【2019/7/26 追記】最新版では影響を受けないことが判明し、CVEにおける脆弱性の対象バージョンについて修正された。最新記事はこちらから。

「VLCメディアプレイヤー」に深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。修正プログラムなどは用意されていない。

同ソフトは、非営利組織であるVideoLANが開発を手がけるオープンソースのメディアプレイヤー。「Windows」「Linux」向けに提供されている。

同ソフトが利用するモジュールにヒープバッファーフローの脆弱性「CVE-2019-13615」が含まれていることが明らかとなったもので、共通脆弱性評価システム「CVSS v3.0」において10点満点中「9.8」とレーティングされている。

脆弱性を悪用された場合、任意のコードを実行されたり、サービス拒否、情報漏洩などが生じるおそれがある。

(Security NEXT - 2019/07/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「SharePoint Server」の脆弱性悪用に要警戒 - 米当局が注意喚起
WPプラグイン「Network Summary」に深刻な脆弱性 - パッチ未提供
エレコム製無線LANルータ2機種に複数の脆弱性
エレコム製の複数無線LANルータに3件の脆弱性
「Apache Tomcat」にアップデート - 「同8.5」系は最後の更新
「macOS」にセキュリティアップデート - 脆弱性を修正
日立製ディスクアレイシステム「Hitachi VSP」に平文PWをログ保存する脆弱性
Apple、「iOS」「iPadOS」のアップデートで脆弱性1件を修正
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
JVNで6製品の使用中止を呼びかけ - 脆弱性見つかるも開発者と連絡不能