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セキュリティ情報共有のポイントを整理した資料に改訂版 - ISOG-J

日本セキュリティオペレーション事業者協議会(ISOG-J)と日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、「セキュリティ対応組織(SOC、CSIRT)強化に向けたサイバーセキュリティ情報共有の5W1H」の第2版を公開した。

同資料は、サイバーセキュリティに関する情報共有を行う際の基本的な考え方を示したもの。情報の内容や共有の目的、タイミング、共有する場所、方法などを整理している。

同資料では、JPCERTコーディネーションセンターの早期警戒情報や、情報処理推進機構(IPA)の「J-CSIP」など、情報を共有できる環境が整備される一方、情報発信そのものの不足や共有された情報を活かしきれていない課題があると指摘。

こうした課題の背景には、発信側と受信側における情報共有の「5W1H」が整理されていないとし、脆弱性情報や攻撃関連情報などの共有における「5W1H」を切り口にポイントを解説した。

(Security NEXT - 2019/04/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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