Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、IE向けに緊急定例外アップデート - ゼロデイ攻撃が発生

マイクロソフトは、「Internet Explorer」においてリモートよりコードの実行が可能となる脆弱性に対し、急遽セキュリティアップデートを実施した。すでにゼロデイ攻撃が確認されているという。

20181220_ms_001.jpg
急遽対処した「CVE-2018-8653」(画像:MS)

スクリプトエンジンにおいてメモリ破壊が生じる脆弱性「CVE-2018-8653」へ対処したもの。

細工されたウェブページを閲覧すると、リモートよりコードが実行されるおそれがある。すでに脆弱性の悪用が確認されているという。

同社では、スクリプトエンジンにおけるオブジェクトの処理方法を変更することで脆弱性へ対処したセキュリティ更新プログラムを急遽リリース。自動更新により適用されるとしている。あわせて問題がある「jscript.dll」へのアクセスを制限し、「IE 11」「同10」「同9」において脆弱性の影響を受けない「Jscript9.dll」のみを使用する回避策を案内した。

今回のアップデートに関するオフラインスキャンファイル「Wsusscn2.cab」の提供は1月となる予定。セキュリティ更新を適用するには、12月の同ファイルをダウンロードし、「Microsoft Updateカタログ」から手動でダウンロードした更新プログラムを展開する必要がある。

また今回のセキュリティ更新プログラム用の「Windows 10 Delta」パッケージは用意しておらず、2019年1月にフルパッケージを使用する必要があるとしている。

(Security NEXT - 2018/12/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PHP2Shell」汎用的なRCEは当面困難との分析 - 油断は禁物、他脆弱性との連鎖も
WatchGuard「Fireware OS」に複数脆弱性 - 7件がクリティカル
「VMware Cloud Foundation」に深刻な脆弱性 - 修正パッチを準備
「Sophos UTM」に深刻なRCE脆弱性 - EOLで手動パッチ必要
Ciscoの「ASA」「FTD」にDoS脆弱性 - すでに悪用も
ブラウザ最新版「Firefox 159」が公開 - 脆弱性167件を修正
「Adobe Campaign Classic」など4製品に脆弱性 - 「クリティカル」脆弱性も
Kubernetes向けツール「consul-k8s」に脆弱性 - 修正版が公開
「macOS」にセキュリティ更新 - 300件弱の脆弱性に対応
49システムで情報流出、横展開など確認 - ユミルリンク