Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2018年3Q、脆弱性DBへの登録は3834件 - IPA

2018年第3四半期に脆弱性データベース「JVN iPedia」に登録された脆弱性情報は3834件だった。登録件数の上位20製品のうち、OS関連が12製品だった。

情報処理推進機構(IPA)が、「JVN iPedia」の登録状況を取りまとめたもの。「JVN iPedia」には、国内のソフトウェア開発者による公表情報をはじめ、脆弱性情報ポータルサイト「JVN」、米国立標準技術研究所(NIST)による脆弱性データベース「NVD」の公開情報を収録しており、2007年4月から公開している。

2018年第3四半期に登録された脆弱性情報は3834件。前四半期の3757件を77件上回った。内訳は、国内製品開発者による登録情報が3件、「JVN」の掲載情報が106件、「NVD」の情報が3725件。また、英語版では33件が登録された。累計の登録数は8万9114件。英語版の累計は1955件。

登録された脆弱性の種類では、「整数オーバーフローまたはラップアラウンド」が340件でもっとも多く、次いで「不適切なアクセス制御」が286件、「バッファエラー」が282件、「クロスサイトスクリプティング(XSS)」が281件と僅差で続く。

20181023_ip_002.jpg
「JVN iPedia」における登録件数の推移(グラフ:IPA)

製品別では、ウェブブラウザの「Firefox」が301件で最多。次いでLinuxのディストリビューションである「Debian」が212件だった。さらに「Adobe Acrobat」関連の3製品が各155件で続く。

上位20製品のうち12製品がOSと、前四半期の16製品より減少したが、依然として上位の半数以上を占めている。また同四半期に産業用制御システムの脆弱性情報は79件が登録された。累計で1539件となっている。

20181023_ip_001.jpg
製品別の登録件数(表:IPA)

(Security NEXT - 2018/10/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2018年はDDoS攻撃26%増、「じゅうたん爆撃DDoS攻撃」など巧妙化
警察庁、年間6740件の標的型攻撃を把握 - 9割は「ばらまき型」
国内家庭用ルータの6割弱にセキュリティ上の問題
2018年に2121億の攻撃パケット観測 - 23番ポート宛が半減
32764番と37215番ポートへのアクセス増 - 複数メーカーのルータ脆弱性狙いか
2018年「セキュリティ10大脅威」 - 注目高まる「サプライチェーン攻撃」
2018年4Q「JVN iPedia」登録は3560件 - OS関連が上位半数以上
2018年4Qの脆弱性届出は93件 - 「ソフト」「サイト」ともに大幅減
国内で約2700万台の「Windows 7」端末が稼働 - MSが推計
12月上旬から特定ポート宛てのパケットが増加 - Windowsが発信元、共通の特徴見られず