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2018年2Qのフィッシング攻撃は約1割増 - 国内ホストは低水準

一方フィッシング攻撃がホストされた回数について、国別の割合を見ると、米国が57.4%と突出。「インド(8.2%)」「カナダ(6.6%)」「ロシア(5.8%)」がひと桁台で続く。

同四半期に国内でホストされたフィッシングサイトは33件。前四半期の41件を下回った。4月に6件、5月に21件、6月に6件と推移し、5月に多く観測されている。

2017年後半は、9月に104件、12月は133件と100件を超えるフィッシングサイトが確認されたが、2018年に入り、ひと桁台から多くても30件台と比較的落ち着きを見せている。

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国内でホストされたフィッシングサイトの件数(グラフ:RSA)

(Security NEXT - 2018/10/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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