Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2018年2Qのフィッシング攻撃は約1割増 - 国内ホストは低水準

2018年第2四半期のフィッシング攻撃は前四半期より1割ほど増加した。一方、国内でホストされるフィッシングサイトは低い水準で推移している。

Dell Technologiesのセキュリティ部門であるRSAが、同四半期に観測したフィッシング攻撃の状況を取りまとめたもの。

同四半期に同社が検知したフィッシング攻撃は約1万3200件。前四半期の約1万1800件から増加した。

攻撃を受けた回数について国別の割合を見ると、カナダが42.0%を占めて最多。次いで多い米国の13.8%の3倍以上にのぼる。さらに「オランダ(9.3%)」「インド(7.2%)」「スペイン(5.7%)」が続いた。

20181016_fs_002.jpg
フィッシング攻撃を受けた回数における国の割合(グラフ:RSA)

(Security NEXT - 2018/10/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

フィッシングの悪用URLが前月比2.2倍 - 過去最多を更新
フィッシング報告が過去最多を更新 - 悪用URLは減少
先週注目された記事(2024年7月21日〜2024年7月27日)
2Qはインシデントが約8.5%増 - フィッシングが増加
6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
先週注目された記事(2024年7月14日〜2024年7月20日)
先週注目された記事(2024年6月23日〜2024年6月29日)
5月のフィッシング報告、前月比34.6%増 - 過去3番目の規模に
フィッシング報告数が再び10万件超に - 目立つ料金督促の偽装
先週注目された記事(2024年4月21日〜2024年4月27日)