Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「CSVファイル」用いた標的型攻撃、4月以降も - 複数攻撃手法を併用

「テキストファイルは安全」との先入観につけ込み、「CSVファイル」を用いる標的型攻撃が2018年第1四半期に確認され、本誌でも取り上げたが、4月以降も同様の手法を用いた攻撃が発生している。攻撃者は「CSVファイル」のみならず、攻撃対象の環境にあわせて複数の手法を用いていた。

4月に入り、「CSV(comma-separated values)」形式のファイルを悪用していたのは、トレンドマイクロが2017年7月より「ChessMaster」として追跡している攻撃グループ。「APT 10」「menuPass」「StonePanda」「Red Apollo」「CVNX」「POTASSIUM」といった別名で呼ばれる攻撃グループと同一グループと見られている。

「ChessMaster」は、これまでも遠隔操作が可能となる「リモートアクセスツール(RAT)」といったマルウェアの感染を狙い、細工した文書ファイルをメールで日本国内の組織へ送りつける標的型攻撃を展開している。

おもなターゲットは、政府機関、学術研究者、報道機関、テクノロジー系企業、マネージドサービスプロバイダなどで、機密情報の窃取を目的に活動していると見られている。

(Security NEXT - 2018/06/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

SOCなどで収集した日本特有の脅威情報を提供 - ラック
2017年度「標的型攻撃」 は幅広い分野が標的に - 「ANEL」「Taidoor」「PLEAD」などのツールを悪用
2018年2Qのインシデント件数は減少 - サイト改ざんなどは増加
西日本豪雨に便乗する詐欺に注意 - 義援金は信頼できる振込先へ
「標的型攻撃」の相談、半年で158件 - 前期比4割減
カスペがEDRを投入 - サンドボックスやインテリジェンスと連携
企業の約8割が「BEC」を経験 - 件名に「Re:」「Fwd:」追加が1.5倍
大阪北部地震へ便乗するサイバー攻撃や詐欺などに警戒を
「Flash Player」狙いのゼロデイ攻撃、3カ月前から準備か - 給与関連書類を偽装、C&Cは偽求人サイト
緊急対応支援、「サーバ不正侵入」が半数超 - 仮想通貨発掘スクリプトが埋め込まれる被害も