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複数の教委公開文書で個人情報の墨塗り処理にミス - 大阪市

大阪市は、教育委員会がウェブサイトで公開した一部文書において、墨塗り処理を行ったものの問題があり、個人情報が閲覧できる状態だったことを明らかにした。

同市によれば、同市教委が同市サイト上で4月26日に公開した会議の議案資料において、個人情報が誤って公開されていることが5月1日に判明したもの。期間中に37件のアクセスがあったとしている。

閲覧可能だったのは、審査請求人の氏名や住所、電話番号、印影など。本人からの連絡で問題に気が付き、同市ではデータを削除するとともに謝罪した。

問題のPDFファイルは、公開時にPDFを扱うソフトウェアの描画ツールを使って審査請求人の個人情報について墨塗り処理を行ったが、特定操作を行うことで閲覧することが可能だったという。また描画ツールで行った処理に対応していないソフトウェアを利用すると、墨塗りのない状態で表示される状態だった。

(Security NEXT - 2018/05/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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